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2010年09月29日
里山通りの会
9月18(土)~20(月)に益子で行われたイベント「陶の里・益子 Gallery Walk 2010」。
このイベントの主催、中心となっているのが「里山通りの会」。
益子の陶器のメインストリートから少し外れたところにある、カフェや雑貨、器屋さんたちが加盟しています。
「益子をもっと盛り上げていこう!」という熱い思いをもった岩下製陶の岩下武さん(小学校のときの幼なじみのお父さん)が立ち上げ、中心となり、それに賛同した人たちで、2008年に結成。
以後、みんなで案を出し合い、今まで個別だったお店を繋げ「里山散歩道」とし、お客さんが歩きやすいように看板、パンフレットの作成、お花を植え、鳥の巣箱を作ったり、定期的に散歩道の草刈・掃除、手作りの横断幕の作成など、さまざまな活動を行ってきました。
そしてもちろん、今回で2回目となった「Gallery Walk 2010」の企画、ステージや出店場所の場所作り、チラシ・のぼりの作成、宣伝、当日の受付、交通整理、クレームの対応、出店者さんとの交流のための交流会の準備まで、「里山通りの会」が行います。
僕自身、春に益子に帰ってきて以来、何度か草刈や集まりに参加しました。
この会がとても良いなと感じたのが、
●益子を盛り上げたいと真剣に話し合っているところ。
●それぞれが得意な分野で力を出しているところ。
●そしてまじめな話だけでなく、じょうだんを言ったりしながら楽しみながらやっているところ
でした。
今までここまで話すことがなかったであろうご近所、同業者さんたちが、この会を通して良いコミュニケーションや情報交換の場となっているんだと思います。
「近所に住んで●十年になるけど、そんなこと聞いたことなかった!」
っていう感じです。
力強い「輪」になった里山の会によって、新しく益子が動いていく気がします。
最近は、大手の陶器製造・販売会社「つかもと」や、「STAR NET」も加盟し、地道な努力が実ってきている気がします。
9月の連休には年に一度の大仕事、gallery Walk2010を終え、メンバーはほっと一息ついているところですね。予想以上の盛況ぶりで、大成功でしたが、まだまだ改善点もあります。その一つが、作業時のメンバーの出席率のわるさ。一部のメンバーに負担がかかってしまっている状況です。里山の人たち一人一人が力を出していかないと、盛り上がっていけませんよね。
しかし、イベント時は、各店にお客様が来る忙しい時期にもあたるので、なかなか参加できない。難しい問題ですね。
忙しいながらも、gallery Walkに力を出した会長始めスタッフの皆さんは、
奥さんに、「忙しいのに店ほったらかしにして何してんのよ!」 と怒られながら、暑い中交通整理などがんばっていました。
もっと盛り上がって益子が活性化してくれば、奥さんも夫が何をしていたのか理解してくれると思うんですけどね~。
Posted by 川尻製陶所 at
20:16
│Comments(0)
2010年09月27日
ARTS&CRAFT 静岡手創り市
http://www.shizuoka-tezukuriichi.com/
静岡の手創り市に出店することが決定しました~!
場所は静岡県静岡市の護国神社。
野外の市なので、雨天順延の場合は12月12日開催になります。
選考してくださった手創り市のスタッフの方、ありがとうございます。
栃木からがんばって行きますので、よろしくお願いします。
静岡楽しみだな~!
このイベントは静岡では初めてですが、前身の手づくり市は東京都豊島区雑司ヶ谷で開催されていました。雑司ヶ谷の市と違い、もの作りを生業としている人が主に出店するのが、今回の静岡手作り市のようです。
スタッフの方も少人数ながら、良い市をつくろうという気持ちが伝わってきます。
選考会のときのトイレに行くまでの流れ、おもしろいです。
静岡手創り市のブログにて、スタッフの心意気等、ご覧になれます。
http://shizuoka-info.jugem.jp/
陶器市の翌週のイベントですね。
益子の陶器市に来れない静岡方面の方、ぜひいらしてくださいね。
2010年09月21日
ちいさなお店 オープン
ギャラリーウォーク直前になぜかインターネットが使えなくなり、昨日やっと復活しました。
イベント直前のお知らせを書き込めなくてすみませんでしたー
その間にも、なんとかギャラリーウォークに合わせてお店をオープンすることができました!
良かった~
3日間の連休中にきて頂いたお客様、ありがとうございました。
日曜日に看板を取り付けたところ、看板をみてふらっと立ち寄って下さる方も多く、多くの人に来店頂くことができました。
午後は車が常に出たり入ったりするくらい頻繁に来ていただき、今までこんなに人が家に訪れることがなかったので、驚きました。
駐車スペースが狭く、出入りの時はご迷惑をかけてしまったと思います。
早いうちにパーキングの整備をしようと思うので、また来るときはもう少しスムーズに出入りできると思います。
日曜日、ちょっと暑かったですねー。
月曜は午前中雨が降っていましたが、午後には晴れて、3日間とも気持ちのいい日でした。
ギャラリーウォークのメイン会場も、予想以上の人で、賑わっていていました。
出店は陶器が多かったですが、ガラス製品や革職人、金属を叩いて鍋を作る人など、実演もやっていて、技をもっている人が来てるなーという印象でした。
しかも値段がお手頃で。
飲食店では、サーターアンダギーと生のオリオンビールを売るお店が!
他にも、豆カレーや豚丼、ラーメン、地元の野菜など、充実していましたよー。
メイン会場の出店は、テントを父と僕で半分に分けて出しました。
店番は父にお願いしました。
ギャラリーウォークは今回で2回目ですが、良い感じに盛り上がってきています!
会長の岩下武さん、本当にお疲れ様でした。
今回店作りのため手伝えなかった時もありましたが、もう少し余裕ができたらもっと力が出せると思います。また、来年もやりましょう!
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◆お知らせ ◆
今週末、9月24(金)の午後~25(土)は都合によりお店を休ませて頂きます。
基本的にはいつもお店は開いていますが、今後休む場合は、生活道具店wombのブログでお知らせ致します。
ご来店の際は、どうぞご確認ください。
生活道具店womb http://womb.ti-da.net/
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ちょっと、お店紹介
カイ、ポストカード売れたよー!
オープンに合わせて遊びに来てくれた、オノチャン
いつでも、川尻製陶所の器が買えるようになりましたので、都合のいいときにぜひご来店下さい。
器以外の道具、雑貨類が早くも少なくなってしまいましたが、只今オススメの道具類を仕入れ中ですので、入荷次第「せいかつ道具店womb」のブログでお知らせします。
http://womb.ti-da.net/
2010年09月13日
工事中
いま、製陶所のとなりの小さなお店を工事中です。
今日はお店の外の壁を塗りました。
大谷石とレンガを組み合わせて作った形に、漆喰・セメント・素焼きの粉末・黄色い粘土を混ぜたものを塗りました。
コチラ、塗る前。
ひし形の穴の中から塗っていきます。 ひし形が、ゆがんでいる!
ゴム手袋はめて、その上に軍手して、ぬっていきます。
この作業、楽しい!
が、おちおち楽しんでばかりはいられない。 今週末のギャラリーウォークが迫ってきているので、作業は急ぎ足です。
しかも今日も暑かったですね~
仕上がりは大体こんな感じ。
アフリカの家のイメージを元に、形を考えました。
作ってはみたものの、まだ完全には納得できない感じが。
とりあえずこの形を楽しんでから、また少し手を加えていくかもしれません。
進化する壁!
この壁を見ていると、沖縄のブロックの壁にも似た感じがします。
ひし形の穴のあたりが。
内地にもこういう穴のあいたブロックはありますが、沖縄だとこの穴の形も■シカク、▲サンカク、●マル、それらの組み合わせと、いろんな複雑なパターンがあって
それに青や黄色のペンキがぬってあったりしてとてもきれいなんですよねー
ブラブラ散歩しながら、ブロックチェックしてました。
「この形は珍しい!この穴のバランス、組み合わせ方が素晴らしい!」とか思いながら。
もう少しでマニアになりそうでした。
このブロックの写真集があったら欲しい!
器にも、ブロックのパターンを参考に模様を付けたものもあります。
それでは、明日も工事がんばります。
今日はお店の外の壁を塗りました。
大谷石とレンガを組み合わせて作った形に、漆喰・セメント・素焼きの粉末・黄色い粘土を混ぜたものを塗りました。
コチラ、塗る前。
ひし形の穴の中から塗っていきます。 ひし形が、ゆがんでいる!
ゴム手袋はめて、その上に軍手して、ぬっていきます。
この作業、楽しい!
が、おちおち楽しんでばかりはいられない。 今週末のギャラリーウォークが迫ってきているので、作業は急ぎ足です。
しかも今日も暑かったですね~
仕上がりは大体こんな感じ。
アフリカの家のイメージを元に、形を考えました。
作ってはみたものの、まだ完全には納得できない感じが。
とりあえずこの形を楽しんでから、また少し手を加えていくかもしれません。
進化する壁!
この壁を見ていると、沖縄のブロックの壁にも似た感じがします。
ひし形の穴のあたりが。
内地にもこういう穴のあいたブロックはありますが、沖縄だとこの穴の形も■シカク、▲サンカク、●マル、それらの組み合わせと、いろんな複雑なパターンがあって
それに青や黄色のペンキがぬってあったりしてとてもきれいなんですよねー
ブラブラ散歩しながら、ブロックチェックしてました。
「この形は珍しい!この穴のバランス、組み合わせ方が素晴らしい!」とか思いながら。
もう少しでマニアになりそうでした。
このブロックの写真集があったら欲しい!
器にも、ブロックのパターンを参考に模様を付けたものもあります。
それでは、明日も工事がんばります。
2010年09月10日
看板むすめ、チャイ
毎朝、30分くらい一緒に散歩します。
行き先はほとんどチャイまかせ。
今日はどこに連れてってくれるのかな~?
「今日も気持ちいいな~! でもちょっと暑いよねー。さて、どこいこっかな~♪」
里山をてくてく降りていきます。
この辺りは「里山さんぽみち」に指定されていて、案内板が立っています。
「里山さんぽみち」を作った「里山通りの会」の人たちで、花を植えました。
今、開花真っ盛り。
ぐるっと一回りして、裏側から上ってきたところ。
坂道の途中に、パン屋さん「えみパン」があります。
コッペパンに、好きなジャムを塗ってくれます。2種類の組み合わせもok!
入り口にある鳥の巣箱。「里山通りの会」で作りました~
おとなりにあるのはカフェ&ギャラリー&ステイの「益古時計」。
露天風呂もあります
もう一つおとなりさんの「ひょうたんの灯りルーム」
ひょうたんランプの工房&お店です。
暗い店内でエキゾチックなランプを見ることができます。
なんとっ ひょうたんが絡まっている!
まさに ひょうたんルーム
しかも、ここにも鳥の巣箱が!
ひょうたんが棒に突き刺さってるよー
これ、乾燥中みたいです。
今はひょうたんの収穫時期で、一年分のひょうたんを加工し、確保するという
ひょうたんランプ屋にとって一年で一番忙しい時期、みたいです。
この加工を店先でやっているのですが、これが結構デリケートで天候に左右されるし、難しいみたいです。
ひょうたんランプ製作者の佐藤孔怡さん。
ひょうたんを漬けておいた水を捨てているところ。
ちょっと、いや、けっこう臭います。
アパートのベランダじゃできないですね~
「もうすぐ家だー 疲れたー」てくてく
こうもんまる出し
製陶所の入り口も、花咲いてます。
また巣箱! でも鳥は入っていない。一度も入ってるのを見たことはありません。
飾り、なのかな?
見えている建物は、工事中の小さなお店「せいかつ道具店 womb」です。
製陶所の器だけでなく、フェアトレードの雑貨なども置く予定です
最後は恒例の、猛ダッシュ!!
チャイは、なんでも一番が好きです。
のど渇いた
「ふーっ いらっしゃーい 暑いわねー
接客は、ちょっと休んでからで良いかしら?」
注:実際は、臆病者なので知らない人が来たら吠えます。
そして暴れます!急に触ろうとしないで下さい!
においをかがせるなどして少しずつ近づいていき、安心すれば、触っても大丈夫です
行き先はほとんどチャイまかせ。
今日はどこに連れてってくれるのかな~?
「今日も気持ちいいな~! でもちょっと暑いよねー。さて、どこいこっかな~♪」
里山をてくてく降りていきます。
この辺りは「里山さんぽみち」に指定されていて、案内板が立っています。
「里山さんぽみち」を作った「里山通りの会」の人たちで、花を植えました。
今、開花真っ盛り。
ぐるっと一回りして、裏側から上ってきたところ。
坂道の途中に、パン屋さん「えみパン」があります。
コッペパンに、好きなジャムを塗ってくれます。2種類の組み合わせもok!
入り口にある鳥の巣箱。「里山通りの会」で作りました~
おとなりにあるのはカフェ&ギャラリー&ステイの「益古時計」。
露天風呂もあります
もう一つおとなりさんの「ひょうたんの灯りルーム」
ひょうたんランプの工房&お店です。
暗い店内でエキゾチックなランプを見ることができます。
なんとっ ひょうたんが絡まっている!
まさに ひょうたんルーム
しかも、ここにも鳥の巣箱が!
ひょうたんが棒に突き刺さってるよー
これ、乾燥中みたいです。
今はひょうたんの収穫時期で、一年分のひょうたんを加工し、確保するという
ひょうたんランプ屋にとって一年で一番忙しい時期、みたいです。
この加工を店先でやっているのですが、これが結構デリケートで天候に左右されるし、難しいみたいです。
ひょうたんランプ製作者の佐藤孔怡さん。
ひょうたんを漬けておいた水を捨てているところ。
ちょっと、いや、けっこう臭います。
アパートのベランダじゃできないですね~
「もうすぐ家だー 疲れたー」てくてく
こうもんまる出し
製陶所の入り口も、花咲いてます。
また巣箱! でも鳥は入っていない。一度も入ってるのを見たことはありません。
飾り、なのかな?
見えている建物は、工事中の小さなお店「せいかつ道具店 womb」です。
製陶所の器だけでなく、フェアトレードの雑貨なども置く予定です
最後は恒例の、猛ダッシュ!!
チャイは、なんでも一番が好きです。
のど渇いた
「ふーっ いらっしゃーい 暑いわねー
接客は、ちょっと休んでからで良いかしら?」
注:実際は、臆病者なので知らない人が来たら吠えます。
そして暴れます!急に触ろうとしないで下さい!
においをかがせるなどして少しずつ近づいていき、安心すれば、触っても大丈夫です
2010年09月07日
ましこ Gallery Walk 2010
だんだん日が短くなり、秋の気配がしてきましたね~
しかし、まだ日差しは強く、暑い!ですよね。
9月18(土)~20(月)に、益子で「陶の里・道祖土 Gallery Walk 2010」というイベントが行われます。
メイン会場に、川尻製陶所も出店します!
今回は、一つのテントを父と半分に分けての出店で~す
このイベントに向けて、製陶所の横の小さなお店を工事中です。
今度こそ、ぜったいオープンします!
仮オープンになるかもしれませんが、いい感じに出来上がってきているので、大丈夫でしょう。
この頃には、暑さも和らぎ過ごしやすくなっているはず、です。
ぜひ遊びに来てくださいね~
このギャラリーウォークというイベントは今回で2回目で、主催は「陶の里・道祖土(さやど)」。
会場となるのは、益子の陶器のメインストリートから少し離れた里山。
田舎ののんびりとした生活や自然を感じることができる裏山周辺に、大・小のカフェや雑貨屋、パン屋さん、そしてもちろん川尻製陶所も、隠れた名店が散在しています。
このお店たちを歩いて巡ると、ちょうどいいお散歩コースになるのです!
秋晴れの気持ち良い日に、田舎を満喫しながらお店を見たりして、お散歩するっていうのはどうでしょうか!? ワンちゃんも一緒にいけますよ~
イベント開催中は、ふだんのお店たちに加えてメイン会場が出現。
約80店舗の、手作りの器や木工、ガラス、革製品などが並びます。
春・秋の陶器市は人が多すぎてちょっと、という方にも、ゆっくり じっくり見るのにちょうど良いサイズのイベントだと思います。
まだ2回目の新しいイベントですが、これから益子はこういった小さめのイベントが盛り上がっていくでしょう。盛り上げて行きましょう!
ギャラリーウォークで、お気に入りのモノたちに出会えるかも、ですよ~。
詳しくは、コチラ↓ (川尻製陶所は、「風窯・・・川尻浩史」の場所での出店です。)
益子の情報サイト「Toh+」 http://www.toh-tas.com/satoyama.html
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また、手作りのクラフトを作っている方、出店ブースにまだ余裕があるみたいなので、急ですがもし予定が空いていれば出店してみてはどうでしょうか?
出店料は3日間で7500円、1日だと2500円です。
お気軽にお問い合わせください。
080(1296)5903 川尻
090(7262)4600 岩下
2010年09月06日
ほっと一息
ようやく、引き出物の注文を納めることができました。
注文いただいた尾崎君、ひとみちゃん
ぎりぎりになってしまい、ご心配とご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありませんでした。
初めてのまとまった注文でしたが、勉強になることが多くありました。
一番強く思ったのが、窯焚きの難しさですね。
リスクの高さを改めて実感しました。
3回目の窯焚きで温度を上げすぎてしまい、器の生地がせんべいのように膨らむ「ぶく」が出てしまい、注文の数が揃いませんでした。
それで先月中にまた4回目の窯を焚いたのですが、温度を上げすぎるかもしれないという不安も有り、今度は温度が低く、やむを得ずガス窯で焼き直しをしました。
毎回窯焚きは違っていて、一度として同じ状況はありません。
その日の天気、湿度、風向き、
窯に詰めた器の量/詰め方/器の乾燥具合、
薪の種類/乾燥具合、炎の動き、など全てが関連してくる。
これらを考え、対策を判断して焚いていく。
登り窯は自然に近い、といっても良いかも知れませんね。
自然も、同じように見えてぜんぶ違いますから。
そこに、注文で失敗できないというプレッシャーが加わる。
焚き終わる30分~1時間前くらいが特に重要です。
温度計が付いていない窯では、温度は主に「色見」で判断します。
信じられるのは自分の目、ですが なんせ経験がまだ浅く、データが不十分でまだ信用できません。
このような、荒波の中の小舟のような状態ですが、経験を地道に積んでいくことで、人に喜んでもらえるようなモノを、ある程度安定して作っていくことができるのだと思います。
口で理想を言うのは簡単ですが、実際に行動していくのは大変ですね。
多くの陶芸家が、ガスや電気窯焼成を選ぶ理由が良く分かります。
登りで焼くと、「3割は不良品になる」と言われる程ロスが多い焼き方だし。
でも、人のコントロールが難しいからこそ、想像を超えたものができたり、思いがけず良いモノができたりする。難しいけど、特別な魅力がありますね。
僕はやはり、登りでやっていきたいと思います。
温度の判断をする「色見」。
焚いてる途中に窯の中から取り出します。
3回目窯の結果です。
手前の器が、温度が上がりすぎて溶け、さらに生地が形を保つことができなくなり裂けています。
ちょっと分かりづらいですが、奥の方の棚板が崩れています。
真ん中の辺りの、棚板を支えていた一番下のレンガが溶けて裂けたために、棚板が崩れています。
注文いただいた尾崎君、ひとみちゃん
ぎりぎりになってしまい、ご心配とご迷惑をおかけしてしまって申し訳ありませんでした。
初めてのまとまった注文でしたが、勉強になることが多くありました。
一番強く思ったのが、窯焚きの難しさですね。
リスクの高さを改めて実感しました。
3回目の窯焚きで温度を上げすぎてしまい、器の生地がせんべいのように膨らむ「ぶく」が出てしまい、注文の数が揃いませんでした。
それで先月中にまた4回目の窯を焚いたのですが、温度を上げすぎるかもしれないという不安も有り、今度は温度が低く、やむを得ずガス窯で焼き直しをしました。
毎回窯焚きは違っていて、一度として同じ状況はありません。
その日の天気、湿度、風向き、
窯に詰めた器の量/詰め方/器の乾燥具合、
薪の種類/乾燥具合、炎の動き、など全てが関連してくる。
これらを考え、対策を判断して焚いていく。
登り窯は自然に近い、といっても良いかも知れませんね。
自然も、同じように見えてぜんぶ違いますから。
そこに、注文で失敗できないというプレッシャーが加わる。
焚き終わる30分~1時間前くらいが特に重要です。
温度計が付いていない窯では、温度は主に「色見」で判断します。
信じられるのは自分の目、ですが なんせ経験がまだ浅く、データが不十分でまだ信用できません。
このような、荒波の中の小舟のような状態ですが、経験を地道に積んでいくことで、人に喜んでもらえるようなモノを、ある程度安定して作っていくことができるのだと思います。
口で理想を言うのは簡単ですが、実際に行動していくのは大変ですね。
多くの陶芸家が、ガスや電気窯焼成を選ぶ理由が良く分かります。
登りで焼くと、「3割は不良品になる」と言われる程ロスが多い焼き方だし。
でも、人のコントロールが難しいからこそ、想像を超えたものができたり、思いがけず良いモノができたりする。難しいけど、特別な魅力がありますね。
僕はやはり、登りでやっていきたいと思います。
温度の判断をする「色見」。
焚いてる途中に窯の中から取り出します。
3回目窯の結果です。
手前の器が、温度が上がりすぎて溶け、さらに生地が形を保つことができなくなり裂けています。
ちょっと分かりづらいですが、奥の方の棚板が崩れています。
真ん中の辺りの、棚板を支えていた一番下のレンガが溶けて裂けたために、棚板が崩れています。