てぃーだブログ › life+tool 川尻製陶所 › 2013年01月

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Posted by TI-DA at

2013年01月22日

食の器市

本日から始まる「食の器市」に出店します。会場は、22~26が国分寺のcafe slow、27が代々木公園の「アースデイマーケット」の隣で同時開催です。製陶所の新作器を持っていきますので、ご都合よろしい方はぜひ見に来てくださいね!

このイベントに参加できる事になって、先ずうれしいのはイベント主催者の心意気。

アースデイマーケットと食の器市の主役は、農家さんが育てた野菜と、それを使い料理を盛る器。

主催者のねらいは、そんな野菜と器が「選ばれるもの」になるための土壌を作り。
「おいしく安全な野菜」を農家本人の直売にこだわり「作り手と心の通じ合える野菜」にすること。
そして「そんな野菜をより良い食卓で大切に食べる」を目指して行く中で、器の力は不可欠だ、と。

TPPだのなんだのかんだのひっくるめて、とにかく「作る側と受け取る側を繋げるんだ!」という心意気。
作り手は、イベントを主催する事はできません。作り手の気持ちを汲み取ってくれるような企画に、委ねてみたいと思わせてくれます。

1/22(火)〜26(土)
@国分寺cafe slow ギャラリースペース http://www.cafeslow.com
1/27(日)
@代々木公園けやき並木 東京朝市・アースデイマーケット隣り http://www.earthdaymarket.com  

Posted by 川尻製陶所 at 12:51Comments(0)News

2013年01月21日

週末農風 参加者の皆さん

今日はご参加ありがとうございました!お天気も良く、気持ち良い日でしたね~

最初は登り窯の説明から。ブログを見て予習して来られた方もいましたね!皆さんとても熱心に質問して頂きました。「薪じゃなくて炭で焼いたらどうなるの?!」おもしろい質問がいくつもありましたね~ さすがです。

次に体験していただいたのが、個人的に本日一番のおすすめだった、水簸(スイヒ)体験。山から採ってきた土を水に溶かし、木の板でバシャバシャとさらに溶かして砂や砂利と分離させます。今回のように皆さんに水簸を体験して頂くのは初めてのことだったのですが、「草津温泉の湯もみみたいだね~」とか、「粘土の塊がしぶとくてなかなか溶けない。。」とか、楽しんだり難しかったりしながら、原始的な粘土を作り出す作業をして、良い体験になったのではないかと思います。

「登り窯で焼いています」とか、「無農薬で野菜を作っています」とか、一言いうのは簡単ですがその中身は、土と向き合って体を使い、時間と労力がかかる大変な作業があります。楽しい、だけではありませんし、簡単なことではありません。でも、そうやって手塩にかけて作ったものは100%おススメできるものですし、喜んでもらった時には本当にうれしく充実感を感じますよね!


最後は手びねりで器を一点作って頂きました。集中して、モクモクと作っていましたね。お茶碗か湯のみを作るということでしたが、結果表現力が収まりきらず、自由な仕上がりとなりました。焼き上がりが楽しみですね!

また益子に遊びにきてくださいね~*  

Posted by 川尻製陶所 at 00:25Comments(0)器作り教室

2013年01月15日

週末農風×武藤農園×川尻製陶所

今週末は、「週末農風(シュウマツノウフ)」のツアーで、10名程の方々に器作り体験をしに来て頂きます!
19、20と2日間のツアーは、1日目は茂木の有機農家・武藤農園にて農業体験。大根堀りや切干大根作りをする予定みたいです。川尻製陶所には2日目の昼過ぎから来て頂いて、登り窯の見学や、山から採ってきた粘土から不純物を取り除く作業「水簸(スイヒ)」体験の後、手びねりやろくろで器を作って頂く予定で~す

武藤農園・武藤さんとは、昨年・茶屋雨巻でジャンベの仲間と開催した「レインボーマーケット」に出店して頂いた時からのお知り合い。笑顔が素敵な畑人です。オリジナルのシンガーソングも最高!

それで「週末農風」とは、、、毎月代々木公園で開催している「アースデイマーケット」に出店している農家さんを対象に、援農ツアーを企画しています。農家さんのところに手伝いに行き、体を動かして農業を体験してくるんですね~。武藤さんは益子の隣町・茂木という事で、同じ「土」に関わるものだしぜひ器作りも体験したいということでウチにも寄って頂くことになりました。
食べ物と、食べ物を載せる器はとても近いところにあると思います。食べ物にこだわると器もこだわりたくなるし、その逆も然りだと思います。作り方も似ていますね。先ず材料を選んで、手間をかけて焼いたり調理して完成させる。。。これから、どんどん「食」と関わって行きたいですね。
今回はもう定員に達してしまったのですが、このツアー、おもしろそうです!!週末にお越しになる皆さん、お待ちしていま~す☆
詳しくはコチラ→http://週末農風.jp/  

Posted by 川尻製陶所 at 17:35Comments(0)

2013年01月14日

アサンテで器お渡し

土曜は、以前アサンテサナの器教室で作ったものが焼けたので、カフェまで届けに行きました。


毎回いくつかはヒビが入ったりしてキズモノになったりするものなんですが、今回は特に大きめのお皿が割れたりヒビが入ったりしてしまいました。普通陶芸教室というと完全に焼けて返ってきますが、そう一筋縄ではいかないのが薪窯です。大きいものを焼くリスク、難しさがイヤと言うほど!分かったのではないかと思います。

キズの状態に応じて焼成料はご返金しています。教室を受けて頂いた方にとっては、せっかくがんばって作ったのに焼き物がちゃんと焼けて返って来ない。。。 僕にとっても、準備して東京に行って作り方教えて、持って帰って削って釉薬掛けてがんばって焼いたのに返金しなければならない。。。 一見何してるんだか分からないこの行動の後に残るのは何かというと、、、「体験」です。全て、完璧にできるとは言えない。それが自然なんですね。どれだけがんばったとしても、努力が無になる事があるんです。でも、そこで立ち止まっていては前に進めない。じゃあどうするか?キズモノになるかもしれないから、湯のみ1個欲しいけど2個作っておこうとか、きれいに焼けた方を大切な人にプレゼントしようとか。あれこれやっているうちに、自然に対する心のゆとりや、きれいに焼けたものの価値が自然と分かってくるでしょう。

そして、じゃあキズモノが出ない、自然と離れた焼き方ってなんだろう?? ってとこまで考えだしたら上級者です。僕のねらいはそこら辺にありますが、そこまで考えてと贅沢は言いません! 単純に、この一連の流れが「楽しい!」と思って頂けたら充分です*

しかし、相変わらずアサンテサナは気持ち良い場所ですね! 色んな人がフラッと寄っていく、鳥がたくさんいる木みたいで、気持ち良い風が吹いてました。佐山さんやお客さんとの話、ソーラーパネルや飲み物がおいしくなる陶器の話とかおもしろかった~

またおいしいご飯も頂きました。ごちそうさまでした!!
  

Posted by 川尻製陶所 at 23:12Comments(0)日々

2013年01月04日

陶製楽器 Kalimba

新年明けまして荷物が届いた。カリンバ奏者・セイジくんから、彼のオールハンドメイドのカリンバが届いた。

奥のものは一般的な木製のものだが、手前の材質は陶器。ボディ部分を僕が作り、鍵盤など後の作業はセイジくんが担当。昨年秋から製作を始め、ようやく完成品が届いたのだ。

カリンバはアフリカの楽器だが、その沸いて流れるような、水の波紋のように広がる音から「水の音」の楽器と言われたりする。「水」の音を、「土」で作る。この楽器には、「水土(みつち)」という名前がついた。みつちとは、昔日本で信じられていた川の中にいる蛇や龍のような姿の神様のことで、今でもみつちを祭った神社が残っているという。千と千尋の神隠しのハクのような感じだろうか。今年の干支ともシンクロしている。

記念すべき第1号の音は、、、 木製とはまた一味違う音で、アフリカの楽器なだけあって、ジェンベと一緒に演奏される木琴「バラフォン」とも似たような音。木製と比べてやや音の広がりが少なく、まとまった感じ。高音は電子音ぽいきれいな音だ。

陶器で楽器を作るとなるとやはり難しく、鍵盤を取り付けるときの相性、響き方などまだ調整が必要。みつちはこれからまた改良していこうと思います。皆さんの意見を聞きながら形を変えたりしていこうと思うので、弾いてみたい方は言ってくださいねー


http://mizukaneno-oto.blogspot.jp/  

Posted by 川尻製陶所 at 20:43Comments(0)News

2013年01月04日

=□-Ξ

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

昨年の暮れ頃から一気に筆不精っぷりを発揮して、年賀状ももちろん書いていませんので、この場を借りて失礼します。3月の展示のDM出来たらその時お便り出しますんで!年末窯焚きで忙しかったんですよー~。。

昨年も、色んな繋がり、出会い、別れ、楽しいことだけじゃないですが、お陰さまでほんとに楽しんで救われたりの日々でした。

さて、2013年。今年はどんな年になるのか。どんな良い事があるのか楽しみだー!



新しい年、未来に向けて乾杯。  

Posted by 川尻製陶所 at 18:23Comments(0)日々