てぃーだブログ › life+tool 川尻製陶所 › 2012年01月

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Posted by TI-DA at

2012年01月31日

ゆるり旅 撮影

今日、TV東京の「大人の極上 ゆるり旅」という番組の撮影があり、お店と登り窯の修理の様子と、器作り体験を撮っていただきました。
旅先案内人は、S - A - G - A 佐賀!のハナワさん。「すご~い!」と言いながら登り窯を見て頂き、「おもしろ~!」と器作り体験を喜んでいただいて嬉しかったです。

ハナワさん作のロックカップ。うまい!3月の窯で焼くので、どんな火色が付くか、楽しみにお待ち下さい。

映像の撮影って、1対1以上に、第3の視点のカメラにどう映るかってとこまで気にしなきゃいけなくて、芸能人の方ってやっぱすごい仕事してるなーと思いました。

自分がテレビにどう映るかっていうのは気になるところで、緊張して逆に少しフランクになりすぎたかなーとも思ったりしましたが、いつもお客さんに対する様な、素の自分を出せたんじゃないかなと思います。 ま、テレビ映りは今後の課題という事で、あたたかく見て頂きたいと思います。。

どんな人が来ても、友だちでもお客さんでも芸能人でも、例え天皇陛下でも、一作り手として伝えたい事は同じ。伝えたいこと、揺るがないことを、無理に気取ったりせずに誰でも同じように、伝える為に語っていけたら良いなと思います。


「大人の極上 ゆるり旅」 TV TOKYO digital 7ch.

毎週月~金曜 11:35~12:30 放送

http://www.tv-tokyo.co.jp/yururitabi/

★製陶所の放送日は2月の第2か第3の火曜日です。また詳しく決まったらお知らせ致します。
製陶所だけでなく、益子の色々な場所も紹介されるので、ぜひ見てみてください!  

Posted by 川尻製陶所 at 23:20Comments(0)News

2012年01月29日

そとこと


今月号のソトコトに、益子ジェンベチームの創始者、相原義雄・貴子さんの暮らしが紹介されました。相原さんたちは地震の後、益子から沖縄に移住したので、一緒にジェンベは叩けなくなってしまい寂しいですが、その暮らしぶりや考え方には影響されました。

益子の家もすごい良い暮らしでしたが、沖縄でもとても気持ち良い暮らしをしています。去年の夏沖縄の家に遊びに行ったのですが、こんなとこで暮らせたら幸せだな~とほんと思いました。

僕が思う、理想的な暮らしに一番近いと思います。

僕が作ったコンポストも紹介して頂きました。

コンポスト等パーマカルチャー的焼き物を、今年春からネットを中心に販売する予定ですので、ご期待ください。

ソトコト、ぜひ見てみてください!  

Posted by 川尻製陶所 at 19:48Comments(0)News

2012年01月28日

ジャンベLIVE!

好きでずっと続けているジャンベ。去年1月に益子のジェンベチームが発足し、ついにライブをするに至りました!

場所は、益子の奥地にあるギャラリー「もえぎ 本店」。ぜひ遊びに来てください!

日時:2月12(日) 12:30~13:00くらいから、30分程度。(その後、もう1ステージやるかも??)
場所:もえぎ 本店内 
tel : 0285(70)8111
open:11:00~17:00
address:〒321-4212 栃木県芳賀郡益子町上大場堂ケ入2356
map:もえぎ本店
HP:http://mashiko-moegi.com/honten/index.php
料金:フリー


*ライブに関する詳細は、益子のジェンベチーム「djebenuts(仮)」blogにてご確認ください。

去年10月に、プロのジャンベ奏者「にしやまん」と、ひょんな理由で益子で出会い、以来師匠のような、チームの一員のようでもある感じで一緒に遊んでくれています。

今、「チームで演奏する事」をみんなが意識し、ものすごーい良い感じに盛り上がっています。

ライブは緊張するけど、にしやまんが教えてくれた「熱さ」「ワクワクすること」をチームが1つになって体現することを目標に、がんばるぜ~  

Posted by 川尻製陶所 at 18:45Comments(1)日々

2012年01月27日

凍った!


昨日ろくろを引いた器が、今朝見たら凍っていました。
こうなってしまうと、溶けると同時に器がボロボロと崩れてしまうので、全く仕事になりません。
作ったのは2板だけだったので、その程度で済んで良かったです。

昔は室内でも凍ったと話には聞いていましたが、最近は軒先は凍るけど、室内に入れておけば大丈夫だろうと思っていました。去年はこんな事無かったですが、今回凍ってしまったのは、工房の薪ストーブを早めに消してしまったからだと思われます。

あなどれない、益子の冬!  

Posted by 川尻製陶所 at 13:02Comments(0)製陶所の事

2012年01月26日

重み、の注文

前回の窯焚きで、初めて「重さ」がある器の注文を頂きました。この茶碗には、玄米を入れるのでその栄養の重みを、ずっしりと感じる手の重みで表現したい、という事でした。なるほどなー!と思いました。

重い器は苦手な人がほとんどだと思いますが、短所とも言えるその重さで表現できる事ってあるんだなと、新しい発見を頂きました。

とはいえ、重みを出すってなかなか難しい。普段、登り窯の火に耐えれるギリギリのところまで薄作りしているので、慣れない事に悪戦苦闘でした。

注文を頂いたのは、4月に千葉でオープンする「earth tree cafe」のオーナー松田さん。茶碗の他にも、プレートから小皿、カップ類まで一式作らせて頂きました。益子まで来て頂いて食器棚を見ながら、ああしようこうしようとその場で色々決めていったのですが、おもしろい発想ばかりでハッ!とさせられました。良い時間だったな~!
earth tree cafeのブログにて、カフェの試作料理を器に盛って紹介されています。おいしそーなものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

4月のオープンが待ち遠しい。早く遊びに行きたい!今まであまり千葉に繋がりがなかったので、うれしいです。松田さん、オープンの為の作業、引き続きがんばってくださいね!


earth tree cafe

blog:http://halekaira.cocolog-nifty.com/blog/  

Posted by 川尻製陶所 at 21:20Comments(0)製陶所の事

2012年01月23日

滞在型・器作り教室。

益子のはぎわら観光さんと一緒に、作り~窯焚きまで一貫して体験して頂ける、本格的陶芸教室を企画しました! 2回に分けて計9泊して頂いて、ろくろ成形→削り→釉薬掛け→そして最後には登り窯の焼成! なかなかここまで体験できる機会って、無いですよね。全てサポートしますので、安心してご参加ください。

作って頂く器は、茶碗、湯のみ、取り皿(径約15cm)の合計30点です。形がある程度限定されますが、似たような形をこれだけの数作れば、ろくろ上達への近道に! 正にプチ弟子入り。ちょろっとビシビシ教えます!! やる気があるプチ弟子さん、待ってます。

今回のツアーは、観光庁による復興キャンペーンの一環として支援を受け、通常の3割程度の料金でご参加頂けます。益子にふつうに宿泊するだけでかかる料金程度でご参加頂けるので、かなりお得です!!

この機会にぜひご参加ください。
詳しくは、はぎわら観光さんのHPでご確認頂けます。

はぎわら観光 HP:http://www.shokokai.or.jp/09/0934210053/index.htm


[お申し込み・お問い合わせ]

はぎわら観光(株)
tel:0285(72)5334
open:8:30~18:30(日・祝定休)  

Posted by 川尻製陶所 at 12:57Comments(0)器作り教室

2012年01月22日

青空市

この前つかもと・びんろうで展示していた時、目の前の芝生で開かれていた「青空市」。
僕の親世代が中心となり、昔からずーっと続いている、地元の人による、地元の為の超ローカルな市です。子どもの頃親に連れられて良く行ってましたが、何年ぶりだろう、久しぶりに行きました!


自家製酵母のパン。おいしそーなパンですが、普段お店をやっている訳ではなく、たまに青空市に出店するくらいらしいです。

フェアトレードのお店「チャルカ」のモノたち。

古本20円~。要らない本募集中。

全然写真撮りきれてなかったですが、他にもみんなで持ち寄った古着一着50円、手作りの豆腐、野菜、お菓子などなど。。開催時間1時間の間に、ほとんど売り切れてました。顔が分かる人・友だち同士の販売と購入。安心安全で財布も気持ちもホットになるし、情報交換の場ともなっている。
昔と変わってないなーこの雰囲気は。みんなに必要とされてきたからこそ、今もこの市が続いているんだろうと思います。
昔と少し変わったところは、新しい世代の人が少しずつ関わっているのと、線量計が設置されて栃木産と北海道産の小麦粉の線量比較や、地面の数値測定をしている事。昔からオーガニックや、脱原発の運動とかしてました。 今度、もっと性能の良いお高めの線量計を買うそうで、1回500円で持ってきたモノを測れるように考えているみたいです。

青空市の僕の一番のお気に入りは、障害者が働いている「友愛作業所」が作る全粒粉のクッキー。
ガツッとするくらいパンチが効いた硬さで香ばしく焼かれていて、砂糖がほとんど入ってない?自然な甘みのバランス。子どもの頃から変わらず大好きです。 残念ながら今回は出店してなくて買えませんでしたが、次回も出向いていつかゲットするぜ~~! 楽しみだー

青空市は、毎月第2土曜・14~15時開催。
「あっ!」と言う間に始って終わる、幻の市です。  

Posted by 川尻製陶所 at 22:55Comments(0)日々

2012年01月21日

大阪にwomb*2号店。

去年からジワジワ進めてきた、製陶所の器が買える大阪のお店が、オープンに向けて本格的に動き始めています。オープンすれば、今まで器を買いづらかった関西方面の方に、おススメできる場となるでしょう。

場所は、大阪のとあるシャッター通り商店街のお店。3月3(土)オープンを目標に、改装工事を進めています。シャッターを開けて、店を再生すべく奮闘中のペータ、よっちゃん、ほんとにお疲れさま~!!



2階は貸しスペース/ギャラリーになる予定。


眠っていた店が蘇り、再び息をして、動き出す。

色んな人と関わって繋がる、おもしろい場となりそうです。


オープンの際は、器を持って大阪に出張します。オープンパーティーとして、アフリカンミュージックのLIVE、フード&ドリンク、製陶所の写真の展示等を考えています。

まだまだ準備段階で不確定ですが、まとまった形になり次第またお知らせしますので少々お待ちください!  

Posted by 川尻製陶所 at 22:57Comments(0)News

2012年01月15日

asantesana cafe、作った器で、ごはん!

以前、恵比寿・アサンテサナカフェで器作り教室の時作った器が焼けたので、昨年末カフェに器を届けました。器を取りに来た生徒さんの写真がアサンテのブログにアップされていたので、ご紹介します。
僕はその場に居れなかったので、様子を見れてうれしいです!

アサンテサナ blog
2012年1月 日記 「世界に2つしかない益子焼のお皿で食べるカフェのごはん 」

自分で作った器に、カフェのご飯が盛られて出てきて、食べる。
なんてステキなんでしょうーー 佐山さんありがとう!

他の生徒さんのモノも、少しキズモノはあったのですが全体的には良く焼けていました。なんとか焼けて、無事に届けられて良かった~!作った人に渡すまでは、気が抜けませんね。。渡して初めて、フーと一息付けます。

器も、在庫がほとんど無くなっていたので新しく納品しました。人気の塩壷を中心に、種類も色々ありますので、ぜひ新作を見てみてください。
展示期間は、延長に継ぐ延長で、もはや定番になりつつあります。無くなってしまうと違和感があるくらい、馴染んでいる気がします。。

ここに来るといつも、「これどうぞ食べて!」と、玄米おにぎりとかジュースとか、美味しいご飯を頂いています。

そして、作った器を「良いね!」と喜んでくれる。

スタッフの皆さんが、楽しそうにキラキラ輝いて働いている。

僕にとってここは、東京のオアシスの様な、安心できる場所です。  

Posted by 川尻製陶所 at 23:15Comments(0)News

2012年01月10日

びんろう展示中です。

2012年お正月のびんろうの展示も1週間が経ち、残り1週間となりました。お陰様で沢山の人に器を見て頂きました。本当に有難うございます。

最初は父1人から始った毎年のこの展示も、20年を超えるようになりました。
子どもを見たら、僕も子どもの頃ここに来て、階段とかで遊んでたなーと思い出しました。
あの時は、まさかここで親と一緒に展示する事になろうとは思ってもいませんでした。

言わずとも、僕は父と母が器を作って働いたお陰で育ってきた訳で、その器を使って飯を食べ、たまに粘土で遊んだりしながら、働く親の姿を見ていました。もちろん、展示中にお客さんと接する親の姿も、なんとなく見ていました。

両親の器を見ていると、これはまさに僕を育ててくれたものであり、「親」そのものだなぁと感じます。

展示中お客さんの中に、「親子二人展っていうのは良くあるけど、三人でやるのは珍しい。凄いなぁ!」と言った方がいました。

今回の様な展示があと何度できるのか、もしかしたら今回が最後なのかは分かりませんが、こうして両親と一緒に肩を並べられた事、その視点で改めて両親の姿を見れた事、そしてこの場所でできた事。
大事な通過点であり、想像以上に良かったなと思います。  

Posted by 川尻製陶所 at 00:28Comments(0)日々

2012年01月08日

ヒンメリ


昨年末、沖縄の友人から手作りのお土産をもらったので、車のバックミラーにぶら下げてみた。
麦わらと紐を組み合わせて幾何学的な立方体を作る「ヒンメリ」というフィンランドの伝統装飾を応用して作ったもの、だったと思う、たしか。

見ていると、とても素敵で、美しい。

そして、作った人の顔が浮かんでくる。元気にやってるかなーとか、なんやらかんやら友人の事を思ったりする。手作りのプレゼントって、なんて良いんだろうと思う。相手の事を思い、繋がりを保ってくれる、気持ちの受信と発信ができるハイテクな機械の様だと感じたりした。

手作りの贈り物を使い生活する豊かさ。小さな幸せ。モノから、相手がイメージできる幸せ。
こんなもの達に囲まれて生活できたのなら、どんなに大きな幸せに囲まれて生活する事ができるんだろう、と思う。  

Posted by 川尻製陶所 at 21:30Comments(0)日々

2012年01月06日

オカロウ

昨年11月、石巻の実家に行った時、おばあちゃんがずっと大事に使ってきたおかろうを貰ってきた。
12月には、1階部分が泥に浸かったおばあちゃんの家は取り壊す事になり、おばあちゃんも息子の家で一緒に暮らすことになり、火が使えなくなったので誰も使う人がいなく、それじゃあということで僕が引き取った。

おかろうの灰の下には、砂と、一番底には真っ赤な粘土が敷いてあった。炭の熱を床まで伝わらない様にする為の工夫だろうか?
先ず、塩と泥を落とすのに全部水で洗った。

木の部分にオイルを塗り、一番底に益子の山にあった粘土を敷き、乾燥させた。

その上に、壊れた窯から出た半分焼けた窯土をふるい、細かい砂にして敷いた。

最後に、廃材の灰を敷く。

おかろうの火入れ式。

この土地らしい、自分らしい形で、おかろうが復活した。

おばあちゃんは、来客がある時は必ずこのおかろうに炭を起こし、お湯を沸かしてお茶を出したと聞いた。
僕も、お客さんが来たらおかろうに火を付け、もてなしたいと思った。

おばあちゃん、おかろう大事に使います。  

Posted by 川尻製陶所 at 00:32Comments(1)日々

2012年01月01日

新年三人展

2011年色々ありましたが、ただただモノを作って生きられて嬉しく思います。
様々な方との繋がりの中で、助けて頂いたからこその今です。

2012年も精一杯楽しんでがんばってモノ作っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

新年のご挨拶代わりと言ってはなんですが、正月早々、器を展示致します。



川尻浩史・ゆみ子・琢也 三人展


2012年1月2(月)~15(日) 9:00~17:00(最終日は15:00まで)

つかもと陶芸広場2F「ギャラリーびんろう」



復興した登り窯で焼くのも、今回焼いた器で5度目となりました。
もし時間があれば益子に遊びに来てくださいね~!
お待ちしております。  

Posted by 川尻製陶所 at 15:06Comments(0)News