life+tool 川尻製陶所

  

ついにはじまりました。
怒涛の1ヶ月間乗り切ったー
陶器市始まったというのに、ほっとして眠いです。

4月29日～5月5日まで見目陶苑の敷地内にあるcafe KENMOKU前にて
出店しています。

お店の雰囲気はこんな感じ



よかったら寄ってください  

  

窯焚きが終わり窯出しまで3日間じらされました。

そして感動のご対面
おぉー　我が子ー
うわぁ　まっ黒だー　焦げてる
どれどれ　ふむふむ
これ良いじゃん　良いねー

失敗はあったものの、登りにしてはなかなかの出来でした。

つづく　  

2010年4月21日13:15　川尻製陶所登り窯火入れ



3月末に益子に戻ってきて毎日器を作り、
今日ようやっと窯に火が入りました。

とりあえずひと安心。

窯焚きが始まり、これからが大変だけど、やっぱり
火を付けた瞬間はほっとするなー



火入れ式は北窯式に、塩と米を盛り、
火に酒をかけ、お猪口に残った酒をひとなめ。
昼間からほろ酔い気分で良い気分。
いい窯焚きになるようみんなで祈ります。（最後の写真まではやらないよ）








天気はとてもよく暖かくて、木は新芽が芽吹いている。
なんだかもう幸せです。
こうして無事に窯を焚くことができたのも、みんなのおかげ。
ご飯を作ってくれたり、体調を気づかってくれたり、
おもしろいことを言って笑わせてくれる家族。
一番に、製陶所の場所から道具からなにから提供してくれて
僕のやりたいように自由にやらせてくれた父。
感謝したい。

そして今、沖縄で仕事してきたことがとても力になっていると感じた。
親方が言っていたことを思い出し、
それに助けられたりした。
全てのことがつながり、今、火を付けることができた。ありがとう。

これからの窯焚きですべてが決まる。
うまく焚けても3割ぐらいはロスが出るのが登り窯では当たり前だ。
窯によってくせがあるし、土も釉薬もほとんどが初めてという状況で
今までの経験を照らし合わせて焚いていくが、
うまく対処していくことができるだろうか。

注意深く火を見ていきたいと思う。

4日後の窯出しが楽しみだー！




  

２０１０年３月をもって沖縄のやちむん（焼き物）修行を終え、
親方はじめ北窯のみなさんにあたたかく送り出していただき、
故郷の益子に帰ってきました。

益子に戻って早々、
小さな製陶所は5月のゴールデンウィークに行われる益子春の陶器市と
製陶所となりの小さなお店のOPENに向けて大いそがしです。
陶器市まで準備期間1ヶ月というかなり無理なスケジュールなのですが、
なんとか間に合わせたいと思います。

小さなお店では、製陶所の器と一緒に
沖縄やアフリカ、アジアの雑貨も置きますので
益子にお越しの際はぜひぷらっと遊びに来てください。

春の陶器市では、益子共販センター近くの見目陶苑の敷地内にある
cafe KENMOKU前に出店させていただく事になりました。
見目陶苑と川尻製陶所は徒歩10分ほどです。

ゴールデンウィークはぜひ里山散歩に、益子に遊びに来てください。