2011年04月04日
登り窯・補修③ 籠編み
屋根部分を作る準備。
竹を籠のように編んで、屋根のレンガを乗せる土台を作る。
昔ながらのやり方です。
竹を当て、大まかな内側の大きさを決める。
壁に板を当て、竹が差し込める場所を作る。板は、棒を反対側の壁に当て、突っ張って固定する。
反対側にも同じく竹を差す場所を。
中心に、鳥居のような柱を立てる。
鳥居的柱に合わせ、竹を固定。紐は、園芸用しゅろ縄を使用。結ぶとき、結び目が外側にこないように。後でレンガを置いたとき邪魔になる。
次に、横に竹を1本。
そして斜めに竹を足していく。このくらいになると竹は安定してくる。鳥居の上に重りを乗せる。
最後に、隙間があいているところを短い竹を使って埋めて、完成。
◆ポイント◆
●竹を編む作業は、窯の内側の形を決める作業でもある。常に丸くなるように意識して竹を編んでいく。器を作る作業にも似ている。
垂直に立ち上がる壁のレンガと、丸くカーブしていく屋根のレンガが、うまく繋がるように。
●上に1人、中に1人入り、作業すると効率が良い。お互いに、竹がずれそうな所が無いか、壁との隙間がないか意識して作業していく。
●5cm以上の幅の竹は、曲げた時に中心が裂けた。4cm以下の幅が裂けずに使え、使いやすかった。
●竹が4つくらい重なるとデコボコになり、レンガを置いたときガタガタにずれてしまう。重ねるのは3つまでに抑えるのがベスト。
●籠の穴は、レンガが落ちずに乗っかっていられる位に。父曰く、「犬が逃げないくらい」
●後の壁。下の板だけでは竹の隙間ができてしまっていたので、上の方に追加で板を当て固定し、隙間をなくした。
以上が今回の大まかな内容。
細かい部分や、様々な条件に対応して窯を作り上げていくには、さらなる経験が必要だと思った。
中に入りながら夢中で竹を結んでいると、気付いたら外に出られなくなってしまう事があるので注意!
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竹を籠のように編んで、屋根のレンガを乗せる土台を作る。
昔ながらのやり方です。
竹を当て、大まかな内側の大きさを決める。
壁に板を当て、竹が差し込める場所を作る。板は、棒を反対側の壁に当て、突っ張って固定する。
反対側にも同じく竹を差す場所を。
中心に、鳥居のような柱を立てる。
鳥居的柱に合わせ、竹を固定。紐は、園芸用しゅろ縄を使用。結ぶとき、結び目が外側にこないように。後でレンガを置いたとき邪魔になる。
次に、横に竹を1本。
そして斜めに竹を足していく。このくらいになると竹は安定してくる。鳥居の上に重りを乗せる。
最後に、隙間があいているところを短い竹を使って埋めて、完成。
◆ポイント◆
●竹を編む作業は、窯の内側の形を決める作業でもある。常に丸くなるように意識して竹を編んでいく。器を作る作業にも似ている。
垂直に立ち上がる壁のレンガと、丸くカーブしていく屋根のレンガが、うまく繋がるように。
●上に1人、中に1人入り、作業すると効率が良い。お互いに、竹がずれそうな所が無いか、壁との隙間がないか意識して作業していく。
●5cm以上の幅の竹は、曲げた時に中心が裂けた。4cm以下の幅が裂けずに使え、使いやすかった。
●竹が4つくらい重なるとデコボコになり、レンガを置いたときガタガタにずれてしまう。重ねるのは3つまでに抑えるのがベスト。
●籠の穴は、レンガが落ちずに乗っかっていられる位に。父曰く、「犬が逃げないくらい」
●後の壁。下の板だけでは竹の隙間ができてしまっていたので、上の方に追加で板を当て固定し、隙間をなくした。
以上が今回の大まかな内容。
細かい部分や、様々な条件に対応して窯を作り上げていくには、さらなる経験が必要だと思った。
中に入りながら夢中で竹を結んでいると、気付いたら外に出られなくなってしまう事があるので注意!
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Posted by 川尻製陶所 at 18:57│Comments(0)
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